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スティーヴンのライヴ・モノローグ: トランプが今後のビジョンをご説明

君たちと同じくらいエキサイトしているという。今夜はエド・サリバン・シアターからライヴでお送り。ドナルド・トランプの演説の直後だ。これは厳密には一般教書演説ではないという。何故ならば、この時間線では南軍が勝ったからだ。この映画は観たことないけど、そろそろエンディングみたいだから、出来る限り速く次元移動ポータルに戻らないといけない。

今夜に対する期待は大きかったという。物凄く重要な夕べだという。しかし、まだ始まる前からCNNが「トランプ、もうすぐホワイトハウスとお別れ」という見出しで釣りをしたという。(*議会で演説しに出かけただけ。)からかうのは止めるんだ。良くないぞ、CNN。お次は何だ?階段を降りる大統領の写真に、「トランプがステップダウン」という見出しか?やめなさい。

moving forward意味は「今後は」、ビジネスでよく使われる表現、またはgoing forward。
State of the Union Address:一般教書演説、年頭教書ともいう、大統領が連邦議会両院の議員を対象に行う国の現状についての演説、就任したての大統領は単なる「両院合同会議での演説」を行う。
The Confederacy:アメリカ連合国、南部同盟、いわゆる南軍。
timeline:タイムライン、時間線、パラレルワールドとも。
inter-dimensional portal:次元移動ポータル、元ネタは何なのやら。

ホワイトハウスを出発したトランプが、リムジーンの後部座席で演説のリハーサルをしているらしき様子をカメラが捉えた。CNNの強力なマイクが音を拾ったという。

「クラムス・カシーノ、ステーキを付け合せで、レディーには氷なしのコーク、そして彼女のステーキを頂く」

腹減った。とても重要な夜なので、議会の一部はその場に合わせた服装をしたという。民主党の女性議員は有権者である女性への敬意を示すために白い服で現れた。それに対し、共和党議員も自分達に票を入れた有権者に敬意を示すために白い服を着た。(*誰も着ていないという意味)

ジョン「総てのホワイトノートのために!」

お返しはしないといけない、という。連れてきて貰った女性と踊らないといけない。

Clams Casino:クラムス・カシーノ、パン粉とベーコンを載せて焼いた殻付きの蛤、ロードアイランド州の料理でニューイングランドの伝統的なアペタイザー。
dress for the occasion:その場に相応しい服装。
suffrage:投票権。
in honor of:~のために、~に敬意を表して。
white note:ホワイト・ノート、ピアノの鍵盤の白いキーのこと、白票(アメリカは手書き投票ではないので=棄権)のことで低投票率を揶揄っているのかと思いましたが、ネイティヴの見解ではここでは単純に視覚的に白服のこと(着てないけど)だろうとのことです。

そしてとうとうビッグな瞬間がきた。

「合衆国大統領です」

何かの手違いで本当は『ムーンライト』が大統領ってことはない?今回はなさそうね。ちえっ。

ほら彼だ。議事堂で大統領をやってる。入場して慣習通り全員と握手。膨大な数の握手だ、あんなちっちゃな手で。演説のために演壇に立つと、普通に背後にペンス副大統領とライアン下院議長がいて、「一着買ったら同じものをもうひとつ」のタイとスーツのコンボで財政問題に挑む厳しい姿勢をすぐに示した。 青いスーツに青いタイは滑稽だろ。

スピーチのテーマは『アメリカン・スピリッツのリニューアル』だという。まるで『メイク・アメリカ・グレート・アゲイン』の中国製海賊版だ。そして夜の集まりを励みになるような言葉で始めた。

「アメリカの各世代は、真実、自由(リバティー)、そして正義の松明を、連鎖に繋がれて現在まで引き継いできた

そしてトランプはココナッツで松明を消して、民主党員に国から出て行けと告げた。

ジョン「君達は選挙で選ばれなかった」

Moonlight:『ムーンライト』2016年アメリカ映画、ご存知アカデミー作品賞の誤授与騒ぎがあった。
crossed fingers:中指を人差し指に絡ませたジェスチャー、日本ではえんがちょだが、キリスト教徒の間ではジーザスを示し幸運を祈る時に行う、しかし本当の起源は旧約聖書時代のモーゼの法廷で罪人に死刑を言い渡すときに神の権威(の代理人)を示す意味で判事が使った。
shucks:間投句、ちぇ、くそ、くだらん、つまんね。
chamber:立法府、司法府、議院、議会。
pass the torch:バトンタッチ、torchには闇を照らす知識・文化の灯という比喩がある。

それから政府の無駄使いの削減のプランを説明。

「我々は政府の汚職の沼地の排水(*トランプの口癖)に取り掛かった。行政機関の政府職員のロビー活動禁止期間は離職後5年間とする。外国政府のロビーストになることは生涯禁止する」

付け加えとく。勿論起草者は含まれない。私がついてるから大丈夫だ、ヴラド(*ウラジーミル・プーティン)そして既に「小さな政府」プランを進めているという。(*「小さな政府」は共和党の伝統的な政策)

「我々は雇用を潰す規制を大幅に減らす歴史的な大仕事にも着手している。総ての政府機関に規制解除のタスクを設定した」

そう、総ての政府機関に新タスクフォースを送る。政府を小さくするのに、政府に人を送る。二日酔いを避けるための手段として、永遠に飲み続けるようなものだ。当然、トランプはすぐに大統領命令の自慢を始めた。

「軍関係者以外で不要な連邦職員の雇用停止のための顧問を設けた」

不要な連邦職員。ケリーアン・コンウェイもダメ?残念だ。トランプの自慢話は続く。

hiring freeze:採用停止、雇用凍結。
roll back:他動詞、(物価や給料、予算などの水準を)元に戻す。
yours truly:私、私自身、小生、筆者。
I got your back:私がついてるから大丈夫だ。
executive order:大統領命令。

「我々は雇用を台無しにするトランスパシフィック・パートナーシップから撤退した」

トランスパシフィック・パートナーシップはトランプがサポートを撤回したトランスのひとつに過ぎないという(*他はトランスジェンダーか。トランプはジェンダーフリートイレを撤回。)トランプは移民ビジョンも明らかにした。

「悪い奴らは今夜私の言う通り、出て行くことになる。私の約束通りだ」

悪いのは外、良いのは内。この微妙なニュアンスの政策は、移民担当の超人ハルク長官によるものだ。バーッド・ハルク・スマッシュ。なぜハルクがトランプ風に喋るんだろか。笑
(*トランプが毎朝観ていると云われるMSNBCの朝番組『モーニングジョー』で、出演者がエクソンモービル前会長のティラーソン国務長官をhuge green guy=「環境保護に熱心な人物」と擁護、直訳すると「巨大な緑の男」=ハルク)

トランプは移民が守る基準を語った。

「本当に基本的なことだが、我が国に来る人達は自活できる経済力がなければならない」

自由の女神像の言う通りだ。

「疲れし者、貧しき者、しかしそれ程貧しくなく、2LDKのマンションに住めるぐらいで、あと車も三菱とか持ってる、身を寄せ合ってない人たちを、我らに与えたまえ」

自由の女神像の碑文のオリジナルは:
“Give me your tired, your poor, your huddled masses yearning to breathe free, the wretched refuse of your teeming shore. Send these, the homeless, tempest-tossed to me, I lift my lamp beside the golden door!”

「疲れし者、貧しき者を我に与えよ。

自由の空気を吸わんと熱望する人たちよ??。
身を寄せ合う哀れな人たちよ。
住む家なく、嵐にもまれし者を
我に送りたまえ。

我は、黄金の扉にて灯を掲げん」
出典: http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/21/liberty-statue-egypt_n_8615350.html

Kellyanne Conway:ケリーアン・コンウェイは元大統領選の選挙対策本部長で、現在は大統領顧問、スパイサー報道官の「史上最大の就任式」という嘘を「オルタナティヴ・ファクト」と表現してブレーク、(幻の)ボーリンググリーン大虐殺、イヴァンカ・トランプのブランド商品の販売促進(連邦法違反)などで次々に世間を騒がせた。
Trans-Pacific Partnership:環太平洋パートナーシップ、TPP。
The Incredible Hulk:『超人ハルク』(1962年~)マーベルコミック、必殺技は「ハルク・スマッシュ」。
standard to meet:守る尺度、満たす基準。
Mitsubishi:アメリカで三菱車といったらエクリプスだとか、『ワイルドスピード』シリーズにはランエボも登場、日本車を敵視するトランプへの当てこすりか。

そのあと、これは重要だ、トランプはテロリズムについて重大な警告を発した。

「我々はフランス、ベルギー、ドイツ、世界の至るところで攻撃を目にしてきた」

スウェーデンでの攻撃を目にしてないから、起きてないってことにはならない。(*スウェーデンがテロ攻撃を受けたようなことをフロリダの集会で発言しスウェーデン政府が抗議、FOXニュースで観たと更に嘘ツイート。)目に見えないテロリストが、そこいら中に居る。彼らは透明だ。指輪を付けている。(*ロード・オブ・ザ・リング)

そしてトランプは未来に目を向けた。

「今夜は、私が国として次のステップのあらましを述べた通り、我々は相続した状況を正直に認めねばならない」

正直言って我々が何を相続したのかよく分からないが、君は1億ドル(約140億円)相続した。お互い正直になろうぜ。概算だ。次にやらねばならぬことについて、トランプには考えがあった。

「目標に達するためには、国内でも国外でも、アメリカ経済のエンジンを再スタートさせなければならない」

超党派の精神で、トランプはナンシー・ペロシにエンジンを再スタートさせた。

(ゴッドファーザーの映像)

彼女は大丈夫ですから。

トランプは我々の中東での無駄遣いと、どうすればもっとマシな使い方が出来るかについて真剣に話した。彼のビジネス・スキルに感謝だ。

「6兆ドルあれば、我々はこの国を2回再建できる。あるいは3回、交渉方法を知っている人物が居れば」

あるいは10回再建できるかも、請負業者を踏み倒す人物が居れば。
(*アトランティックシティでトランプがカジノを破産させ、請負業者には未払い、投資家には損失を出させ、数百万ドル稼いだ手口への揶揄。出馬表明の応援のサクラの日当50ドルの支払いを渋って炎上したことも)

それからトランプは、自分が重要だと思う通りの、財政政策を説明。

「目標達成への努力は、2つのコアな原理によって導かれる。アメリカ製品を買え、アメリカ人を雇え」

但しトランプのタイを作ってる場合を除く。中国人の作った見事な製品です。本当に素晴らしい。これはどうかな。僕のも良い。

ついにトランプが長らく待ち望んでいた瞬間がやってきた。

「そして今夜、私は議会に求めたい、オバマケアの廃止と置き換えを」

トランプにとっては大変だっただろうと言うしかない。オバマの名前を聞いて、みんな大喜びだ。言及するとは親切なことだ。オバマへの感謝の念を表した。(*正式名称はACAことアフォーダブル・ケア・アクトなのに、わざわざオバマケアと呼んだこと。)議会の夕べも幕切れに近づき、ドナルド・トランプは楽観的なヴィジョンをもたらした。

「この国で壊れているものは総て修理して貰いたい。問題は総て解決して貰いたい」

4年間は解決できない問題がひとつあるが、他は同意だ。

ballpark:概算。
bipartisanship:超党派の精神。
repeal:(正式に)取り消す、(法律などを)廃止する。
shout-out:挨拶、メッセージ、衆目下の謝意。
draw to a close:終わりに近づく。

そしてその次は本当に驚いた。全く予期してなかった。トランプは学校に関してはプロチョイスだ。

「これらの家族は学校を自由に選ぶべきだ。公立でも、私立でも、チャーターでも、マグネットでも、宗教でも、ホームスクールでも、自分に合った学校を」

ちょっと待て。好きなホームスクール選んでいいの?じゃあ僕は君の家がいいな。とっても快適そうだ。ちょっと子供たち連れて行くけどいい?教えるのは誰?エリック(*トランプの次男)が先生だ。誰かが教えないといけない。それからトランプは治安に話のテーマを戻した。

「そして我々は犯罪の被害者を支援しなければならない」

但し私を訴えている人間は除く。その女どもは嘘つきだ。勿論彼のゴールはアメリカを再び偉大にすることだ。トランプのいうアメリカが偉大だった時っていつだよ、と悩める皆さんに彼は答えた。1886年の万国博覧会だ。

「アレグザンダー・グラハム・ベルが初めて電話を陳列した。レンミントンが最初のタイプライターを公開した。電灯を作る草分け的な試みがなされた。トーマス・エディソンは自動電信と電気ペンを展示した。建国250年目までに我が国が起こす奇跡の数々を想像して欲しい」

知らねーよ。コードレス・ペンとかじゃね?

law and order:法と秩序、治安。
charter school:チャーター・スクールは特別認可(チャーター)により、地域・教員・保護者などが主体となって運営する公立学校。
magnet school:マグネット・スクールは、住所で通学先が決まるネイバーフッド・スクールに対し、魅力的な特別カリキュラムを備え、広範囲に生徒を集める公立学校の一種、人種のドーナツ化による児童生徒の人種偏り防止を目的としている。
home school:ホームスクール、在宅教育、しばしば論争の的になる。
plaintiff:原告、提訴人。

ジョンはコード付きの方が好きらしい。トランプがエレクトリック・ペンと言った時、頭にあるのは移民を閉じ込める場所だったという。あり得ることだという。夢があれば、可能性はある。トランプは今後がどのようになるかビジョンを説明した。

「些細な闘いは今や過去のものだ」

ひとつだけ、付け加えとく。ノードストロムくそくらえ。(*イヴァンカ・ブランドの商品を扱わなくなった件をトランプが、娘が人格攻撃を受けたかのようにツイッターで騒いだ)

今夜の演説も終わりに近づき、我々全員ひとつのことに同感だと思うが、ひとつ終わった、あと7つだな。(*一般教書演説は就任期間2期で計8回行われる。スティーヴンらしいシビアな予測である)

pen:家畜を入れる檻、刑務所。
If you can dream it, it’s possible普通は、If you can dream it, you can do it 諦めなければ夢は叶う。
Nordstrom:ノードストロムとは、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルに本部と本店をおく、高級デパートのチェーン。
suck it:ディスる時に何にでも使える表現。
one down, seven to go:野球でone down, two to goといったらワンアウト(残り2つ)。

Stephen's LIVE Monologue: Trump Lays Out His Vision For Moving Forward

‘Stephen’s LIVE Monologue: Trump Lays Out His Vision For Moving Forward’ Feb 28, 2017 The Late Show with Stephen Colbert

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