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スティーヴン・コルベア、アメリカからの逃亡を前向きに検討

スティーヴン「全く腹立たしい選挙戦だったな。だろ?」

ジョン「まぁ結果を受け入れないといけないだろね。でも、たったの4年だよ」

その通り。何があってもたったの4年だ。投票日まであとほんの数週間。総てのアメリカ人が国民としての義務を果たす時が来たという。応援する候補者が勝てなかったらカナダへ逃亡すると脅す。こういう話はきっかり4年ごとに起きるという。カナダはアメリカの滑り止めのようなものだ。しかし、もし本当にカナダへ移住するとしたらどのようにすればよいのか、スティーヴンが視聴者のために調べたという。

consider:意思決定のために熟慮する、日本語の「検討中」に含まれる否定的な含みや曖昧さはない。
upset:気分を害する。
deal with:扱う、対処する。
talk:(不加算)空論、実行の伴わない無益な議論。
safety school:滑り止めに受ける学校、back-up schoolとも。
what would it take:必要なこと、求められること。
viewer:視聴者。

私はトロントを拠点とするカナダ人の申請取次行政書士アンドリュー・カミングと面会した。カナダに新天地を求める方法を調べるために。

meet with:約束して会う。
immigration lawyer:申請取次行政書士。
turn over a new maple leaf :カナダで心機一転する。

にこやかに挨拶を交わす2人。やることは何?何でも聞いて頂戴。視聴者の代理だ。まず、パスポートに載っている通りの名前から。スティーヴン・コルバートだ。ニックネームはありますか?そうだな…スティーヴ、ステヴァリノ、エイトボール、ハムボーン(空想の羅列と思いきや陰口でいわれてるんですかね、とヒヤヒヤ)、ブランジェリーナ

What do we got here?:何があったっけ?(こういう文法)
Ask away:さっさと(どんどん、何でも)尋ねてくれ。
on behalf of:~の代表、代理。
Steve-arino:ステヴァリノ、『アメリカン・ダッド』(アニメ)に登場するクローン。
eight ball:エイトボール…スラング的な意味は色々、主として1/8オンス(ドラッグ)、人物に使われる場合は大番狂わせ的な人物(ビリヤードから)、「黒人」の意味も。
hambone:直訳は骨付きハムの骨、舞台関係のスラングで顔を黒く塗ってステレオタイプの黒人訛で話すヘボ芸人。

「年はいくつですか?」 いくつに見える?心配要らないから。思いついた通りに言ってごらん。傷付かないから。いくつだと思う?「52歳」オーケイ、ピーー(ファックユー?)

…つまりその、ごめんなさい。つまり、合ってます。よかったな。カナダよかったな(スリラーか何かのパロディー?)

shoot from the hip:腰にぶら下げたままのピストルを撃つ、よく考えずに言う、会話でshoot(言ってみろ)はわりと出てくるかも。

「セックス?」性別を訊かれて「いいですよ、やりましょう」とスティーヴン。平然と「俺は男役ね」と、言い放つ行政書士。スティーヴン「なんだって」

目の色を訊かれて、目を閉じるスティーヴン。「何色か言ってみて。覚えてる?」「ダークブラウン」(なぜかドヤ顔)凄くいい、凄くいいよ。君は注意深い恋人だ。君の目は素晴らしい。磨き抜かれた翡翠だ。モンゴルのどこかの秘境の谷の墳墓の中から見つかった貴石のようだ。そして僕は煌めく石をこの手で掴み天然水で濯ぎ(以下略)「それは申請の役には立ちません。次へ行きましょう」と、正気を取り戻す行政書士。「本当に美しい目をしているね」

I’ll take that as male:男役だったらやります。
glisten:反射してキラキラ輝く。run over:~の上に流す(ここでは他動詞)。

留意すべき刑事上の問題はありますか、と訊かれて、君が知る必要のあるものはないよ、となぜか挙動不審気味。「戦争犯罪、人道に対する罪との関わりは?」「全く興味ない」と目を逸らすスティーヴン。「逮捕歴は?」「有罪判決?ないよ」と、何故か得意そう。

申請の書類に署名してください。それからイミグレーションに提出する写真はありますか。ここにある、とライアン・ゴスリングの写真を見せるスティーヴン。写真の目はブラウンではありませんね、と言われる。うん、違う。ここは照明が悪い。正しい灯りの下、カナダではこういう風に見えるという。「チェッ」

criminal issue:刑法上の係争。
war crime:戦争犯罪。
crimes against humanity:人道に対する罪。
criminal conviction:有罪判決。
paper work:事務処理。
immigration:入国管理。
Ryan Gosling:ライアン・ゴスリング、カナダ人俳優。

カナダへの移住がご希望で永住権を取ることを前提に考えると、カナダ人になるために最終的には国籍取得試験を受けなければなりません。ここで質問を出すので、どういう内容か少し把握しておくのが良いと思います。準備は出来てますか?「やるよ」

「国会議員はどのように選出されますか?」木こりコンテスト?アルティメット大会のカナダ版?2人が入って1人が謝る(『マッドマックス/サンダードーム』の有名なセリフ「2人が入って1人が出れる」のパロディーに、何かもうひとつあるのか)

worthwhile:(やる)値打ちがある。
get a bit of flavor of:少し把握する。
I’m in:やるよ。
octagon:オクタゴン、アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ(UFC)ことアルティメット大会に使われる八角形のリングのことかと。

「カナダのシンボルを2つあげてください」「メイプルリーフ」チェックを付ける行政書士。「それと、裸の女」「半分だけ評価します」「転向してくれて有り難う」(もっと上手い訳考えろよ)(ゲイネタのことかと)

「政府の3部門(国の三権)とは何ですか?」NHL、ティム・ホートンズ、アラン・シック。「バツ3つです」

bare-naked:全裸の、一糸もまとわない。
turn round:向きを変える、変節する、意見を変える。
NHL:ナショナル・ホッケー・リーグ。
Tim Horton’s:ティム・ホートンズ、コーヒーとドーナッツのカナダのファストフード・チェーン。
Alan Thicke:アラン・シック、カナダ人俳優、『愉快なシーバー家』のお父さん役が理想の父親像として有名。
x:一般的にx=crossはバツ、check (tick)はオーケー(「済」)、申請手続きの代理人になってくれるだけなので、ここではこの行政書士の判断。

「国民としての3つの義務はなんですか?」何故だか知らんが女王を守らないといけない、野良北極熊から子供たちを守る、フレーバーとかカラーといった言葉を意味もなく付け加える。溜息をつく行政書士。ああそれからカラオケでゴードン・ライトフットを必ず一曲は歌えること。「歌えますか?」開き直ったか行政書士。曲名挙げて、とスティーヴン。「エドモンド・フィッツジェラルド号の難破」やはりカナダでは常識なのか。

朗々と歌い出すスティーヴン。「他には?」「サンダウン」これも朗々と歌うスティーヴン。さっきと同じに聞こえるのは気のせいか。「感動した」と行政書士。止まらなくなるスティーヴン。何でみんなもっとゴードン・ライトフットを歌わないのか、とカナダ人に説教。カナダ人として主張するが、ジャスティン・トルドーより間違いなく僕の方が詳しいという。

僕はもうカナダ人だろうか?「カナダ人とは言えません。つまりまだ永住権も取れてませんので。でも我々は是非あなたにカナダに来て欲しい」スティーヴン「僕も行きたいよ」11月8日の結果次第だ。ワーと拍手喝采(?)

for some reason:どういう訳か。
Gordon Lightfoot:ゴードン・ライトフット、’70年代に大ヒットしたカナダの国民的フォーク歌手でいわゆるシンガーソングライター、その後激しく忘れ去られた。
The Wreck of the Edmund Fitzgerald:邦題『エドモンド・フィッツジェラルド号の難破』1976年全米2位。
Sundown:邦題『サンダウン』1974年全米1位。
I’m very impressed:私はとても感動しました。
in fact:実際には、もっとはっきり言えば。

Stephen Colbert Considers Fleeing America

‘Stephen Colbert Considers Fleeing America’ Oct 20, 2016 The Late Show with Stephen Colbert

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