Browse By

いいや、広告に観られてもちっとも怖くないよ

nope:普通のノーよりも強意の否定、口語。

君らに謝らなくてはならないことは色々とある。今夜まず謝りたいのは、始まって5分も経ってるのにまだひとつしかコマーシャルを観てないこと。君らはどうか知らないが、僕は広告が大好きだ。最近はどこにもかしこにも広告だらけだ。テレビにインターネットにガソリンスタンドに夢の中まで。少なくとも僕はそれで毎晩トリバゴのCMの男の夢を観るのだと考えている。また今夜な、友よ。もっとセクシーな格好して来いよ。というわけで…どういうわけだよ。はは、それはどういう意味だい。というわけで、こちらの反応を観察する最新の広告イノベーションに凄くワクワクしている。というのは、広告代理店のM&Cサーチ社が広告を観た者の感情や反応を表情から読み取る、マイクロソフト・キネクト・カメラを仕込んだビルボードの実験をやっているのだ。僕が関心を持ってないことを発見すると、即座にガイコのヤモリに胸元の空いたものを着せてくる。やあ、こんにちわ。今夜はトリバゴ君とお揃いにしたらどうだい?

gus pump:ガソリンスタンド。
Trivago:トリバゴ、世界最大を謳うホテル料金比較サイト、CBSでコマーシャルをやっている。
M&C Saatchi:M&Cサーチ、国際的な広告代理店グループ。
Geico:ガイコ、アメリカの自動車保険会社。
Gecko:ゲッコー、ヤモリ。

今やビルボードがひとたび閲覧者の表情を読み取れば、閲覧者の反応に合わせてタグラインが変わる。新しいオリーブガーデンのスローガンへの準備はいいだろうか。『この店はあなたの家族ですが、あなたにとっては無理難題なようですね』広告が閲覧者の記録をとっているのが落ち着かない人もいるだろう。でも、心配ご無用だ。広告会社のチーフ・イノベーション・オフィサーは『気味悪くならないようにします。自動ドアと変わりはありません』と言っている。そういうことだ。気持ちを読み取る広告は、自動ドアと変わらない。その理屈が、たわ言と変わらないと同じように。

tag line:タグライン、決めの言葉、キャッチフレーズ。
Olive Garden:オリーブガーデン、イタリア風アメリカ料理ダイニングのチェーン。
unsettling:動揺させる、落ち着かない。
creepy:ぞっとする、不快な。
Chief Innovation Officer:チーフ・イノベーション・オフィサー、企業の開発部門の最高責任者、CINO。
bullshit:たわ言。

ところで皆さん、このテクノロジーは僕は全然平気なので契約している。スポンサーのひとつが既に使用中だ。優秀なオーティオーズ社だ。

contractually:契約により。

クランチー「ヘイ、キッズ!バランスの取れた朝食で一日を健康的に始めないとダメだよ。つまり、朝食にはオーティオーズてことさ!♪召し上がれ、美味しくて歯応えがあって、召し上がれ、美味しくて素晴らしいんだ。リスのクランチーの言う通りだよ」

start off:~を始める。
no better than:~と等しい
take it from me:私を信じろ。

スティーヴン「ほら、完全に無害だ」

クランチー「食べなよ、食べなよ、食べな、オーティオーズ!」

スティーヴン「やあ、クランチー。僕には勧めなくてもいいよ。今朝、オーティオーズ食べた」

クランチー「へーそう、スティーヴン。僕の顔スキャンが、君が嘘ついてるって言ってるけど」

スティーヴン「待てよ、何で僕の名前知ってるんだ」

クランチー「僕は君のことを沢山知ってるよ、スティーブ。君が一日辺りの推奨摂取量摂ってないことも、オーティオーズの」

スティーヴン「ショーが終わったらすぐ食べるつもりだった」

クランチー「それなら宜しい。観てるからな。僕はいつだって観てる。君のノートパソコンのカメラに入り込んでるから」

スティーヴン「何だって」

クランチー「あの変わった画像が一枚でも公開されたら恥ずかしいよな。オーを食べなよ」

weird:異様な、とっぴな。

スティーヴン「何を言ってるんだ、クランチー」

クランチー「君がチームの一員なのかどうか知る必要があるんだ、スティーブ。チーム・オーティオーズの名簿を作ってる。君の名前が入ってないみたいなんだよね」

スティーヴン「そんなことないよ、参加してるよ、本当だよ、クランチー」

I swear:本当に。

クランチー「クランチーさんだろ。いいか、画像、消してやってもいいぞ。もしもお前がオーティオーズを食べない奴らの名前を教えてくれたら」

スティーヴン「分かった、分かった。ジェイムズ・コードンは食べてないんじゃないかな」

James Cordon:ジェイムズ・コードン、『ザ・レイト・レイト・ショー』のホスト。

クランチー「ああ、ジェイムズならチームにいるよ。君の名前をくれたのはジェイムズだ」

スティーヴン「あのくそ野郎」

>son of a bitch:くそ野郎。

クランチー「イライラしているみたいだね。オーティオーズ食べてリラックスしろよ」

スティーヴン「忌々しいオーティオーズなんぞ持ちあわせてないわ」

damn:忌々しい。

クランチー「デスクの下を見てごらん」

スティーヴン「なんだって。なんてことだ。どうやって入り込んだ」

クランチー「君の働いている場所は分かってる。住んでる場所も。お楽しみのおまけが中に入ってるからチェックしなよ」

スティーヴン「僕の犬の首輪だ、この化け物。スパーキーに何をした」

クランチー「何も…今のところは。君の犬、スパーキーは僕の親友のアライグマのロスコーと一緒に居ると言っておこうか。ロスコーはいわゆる、情緒が不安定な朝食だ。さあ、オーティオーズ食べなよ」

スティーヴン「分かった、分かった、クランチー。お前の勝ちだ。いいよ、食べるよ」

クランチー「いいぞ、スティーヴン。いい子だ。そのオーを食べるんだ」

スティーヴン「ちょっと待てよ。僕は何をやってるんだ。お前はただの広告だ。僕が観なかったら力を失う筈だ。いいかい。よく考えろ」

chew on:~を熟考する。

クランチー「なに。やめろ!スティーヴン、僕を観ろ、今すぐ。うわー」

スティーヴン「意外と美味しいんだな、これが。この後はマイケル・ムーアの登場です。その前に、スポンサーからのお知らせがあります」

Nope, Nothing Threatening About Ads That Can See You

Nope, Nothing Threatening About Ads That Can See You Dec 17, 2015 The Late Show with Stephen Colbert

Share on Facebook
LINEで送る
Share on reddit
Pocket

 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *