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ハリソン・フォードがもう少しで『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』に出演しなかった件

ところでみんな、僕らはこのショーをやるのが大好きだし、放送が始まって3ヶ月間大物ゲストが大勢来て快感だったが、同時に知名度は低いものの偉大な仕事を紹介することにより業績を残そうと務めた。例えば今度公開されるささやかな映画、聞いたことあるかどうか知らないが、『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』という。

Star Wars: The Force Is Awakens: 『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』2015年アメリカ映画。

この映画の存在を皆に知らせるという、僕の役割をただ果たしたい。スターウォーズの関係者も勿論自分たちの役割をやっている。映画の関連商品だらけだ。スターウォーズ・リップスティック、スターウォーズ旅行カバン、スターウォーズ・マッスルカー、グローサリにはスターウォーズ・オレンジ。映画の中の何と関係があるのか。新しいデススターだと思うんだけど。よく分からない。

tie-in: 関連商品、連動企画。
muscle car: マッスルカー。

観る前にスポイルされるようなことは一切やりたくない。なにしろ昔の連中が全員戻ってくるんだから。キャリー・フィッシャーがレイア、マーク・ハミルがルーク。R2-D2すら、初代のおむつディスポーザーが戻ってくる。しかし、何と言っても最高なのは、ハリソン・フォードがハン・ソロ役を再びやることだ。ほら、これが彼だ。明らかにドロシー・ハミルのコスプレだ。

gang: 仲間、同僚。
reprise: 繰り返す、再開する。
cosplay: コスプレをする。
Dorothy Hamill: ドロシー・ハミル、’70年代半ばに活躍したフィギュア・スケーター。

僕のような最初からのスターウォーズ・ファンにとっては、ハン・ソロが一番偉大だ。彼が居なかったら、ルークは妹と結ばれていたところだ。そして子供たちはみんなこんな風になるところだった。しかし、ハリソン・フォードのカムバックは殆どあり得なかった。僕は知っている。J.J.エイブラムス監督がハン・ソロをもう一度やるようになんとかハリソン・フォードを説得した、最初のミーティングの独占フッテージ映像を入手した。このフッテージを我々に届けるために沢山のボーサンが亡くなった。ジム!

many bothons died to ~: ~のためにボーサンが大勢死んだ(ミーム)。

<フッテージ映像>

昔々3年前のこと、ミッドタウンのホテル・ロビーで…

『ハンウォーズ』

エピソード VII

ソロを探し求めて

それはハン・ソロの配役が決まっていないJ.J.エイブラムスにとって、失意の時だった。彼はハリウッドのアンダーグラウンドのコネを使い、配給規模の未来が掛かったミーティングを手配する…。

franchise: フランチャイズ、一手販売権、一手販売権の及ぶ地域。
depend: ~が~によって決まる。

J.J.エイブラムス「ハリソン。こんにちわ」

ハリソン・フォード「やあ…」

J.J.エイブラムス「ジェイジェイだ」

ハリソン・フォード「ジェイジェイ…」

J.J.エイブラムス「覚えてない?」

ハリソン・フォード「ジェイか!」

J.J.エイブラムス「うん、ジェイジェイだ。元気?」

ハリソン・フォード「元気だ。顔は知ってるんだが」

J.J.エイブラムス「『心の旅』の脚本を書いたよ」

Regarding Henry: 『心の旅』1991年アメリカ映画 ハリソン・フォード主演。

ハリソン・フォード「ああそうだったか」

J.J.エイブラムス「今は監督をやってるよ」

ハリソン・フォード「監督だって?そりゃ凄い。積極的だな。いいことだ。ジェイ」

J.J.エイブラムス「ジェイジェイ」

ハリソン・フォード「ジェイジェイ」

J.J.エイブラムス「そうそう」

ハリソン・フォード「今ちょっと、人と会うとこなんだけど」

J.J.エイブラムス「僕に会うとこだよ。新しい映画の話をするんだ」

ハリソン・フォード「新しい映画って何だ?」

J.J.エイブラムス「スターウォーズ」

ハリソン・フォード「宇宙ものだったか?」

J.J.エイブラムス「そうそう。ハン・ソロとしてカムバックして貰えないかなと思って」

ハリソン・フォード「ああ、その役。2回だかやったな。もういいよ」

have been there, done that: それはやり尽くして飽き飽きだ。

J.J.エイブラムス「3回だよ」

ハリソン・フォード「3回も」

J.J.エイブラムス「あなたがまた戻って来てくれたら最高だと思わない?」

ハリソン・フォード「戻るだって。嫌だ。俺は戻らない。先に進む」

J.J.エイブラムス「いやいや。勿論そうだよね。ただ、ローレンス・カスダンと僕がシナリオを書いていて」

ハリソン・フォード「ちょっと待て。イウォークを登場させたヤツか。イウォークとやらはそいつの仕業か?」

J.J.エイブラムス「彼の思いつきかどうか知らない。分からないよ」

ハリソン・フォード「大嫌いだった。あのイウォークとかいうのが、大嫌いだった」

J.J.エイブラムス「いやでも、カスダンは優れた脚本家の1人だし…」

スティーヴン「やあ、ジェイジェイ!元気してる?会えて良かった。仕事を早退したんで、ここに寄って挨拶しようと思って。物凄くワクワクしてる」

J.J.エイブラムス「あんまり良くないよ」

スティーヴン「分かった、分かった。ちょっと待ってて頂けますか?」

J.J.エイブラムス「そんなこと頼んでないよ」

ハリソン・フォード「ミーティング中だ」

スティーヴン「うわーマジか!?信じられない、ハリソン・フォードだ!!」

スティーヴン「あなたの大大大ファンです。失礼しました」

enormous: (サイズ、量などが)非常に大きい。

ハリソン・フォード「しー。静かにしてくれないか」

スティーヴン「偉大なるハリソン・フォードだ!!」

ハリソン・フォード「おいおい」

J.J.エイブラムス「ここで何やってるの」

スティーヴン「飲みに来たんだよ」

J.J.エイブラムス「飲みに来た?」

スティーヴン「君が一緒に飲もうよって言ってただろ」

ハリソン・フォード「知り合いなのか?」

J.J.エイブラムス「そうそう」

スティーヴン「街に出て来て、スターウォーズのキャスティングだ、乾杯するしかないだろ」

J.J.エイブラムス「今、それをやろうとしてハリソンと話してるんだよ」

スティーヴン「なるほど」

スティーヴン「自分の役目をやる気満々か?」

J.J.エイブラムス「本当にごめんなさい」

ハリソン・フォード「これはどういうことだ」

スティーヴン「ハン・ソロ役をまだ決めない理由は分かるよ。僕も動きを研究している。完全に把握してると思う。こうだろ。そしてこう。それから…有り難う」

J.J.エイブラムス「悪くない」

スティーヴン「効果音とか自分でやってる?今、研究中なんだけど」

ハリソン・フォード「いいや…」

スティーヴン「ピュー、ピュー、ピュー、ピュー、ピュー。プシューン、プシューン、プピャーン。ピュ、ピュー、ピュー、ピュー」

ハリソン・フォード「どうか座って貰えないか」

スティーヴン「分かった」

ハリソン・フォード「一体、何をやってるんだ」

スティーヴン「役の中に入り込もうとしてる」

J.J.エイブラムス「キャリー・フィッシャーからだ、ちょっと待ってて」

ハリソン・フォード「何のために?」

J.J.エイブラムス「キャリーはあなたが出るかどうか知りたがってる」

スティーヴン「ジェイジェイはハン・ソロ役を探してるんだ。やってみたいなと思って」

J.J.エイブラムス「割りといいよ」

スティーヴン「どうも有り難う」

ハリソン・フォード「割といいって、そりゃ一体どういう意味だ」

J.J.エイブラムス「もう一回やってみて」

スティーヴン「ハン・ソロはレンズをこういう風に指で遮る。ほら、ほら」

J.J.エイブラムス「イエス。驚いたな。これやるよね」

ハリソン・フォード「楽しそうだな」

J.J.エイブラムス「いや、自分でも感心すると思ってなかったからつい」

スティーヴン「ほら、ほら」

J.J.エイブラムス「わお」

ハリソン・フォード「俺はそんなことはやらない」

スティーヴン「いや、やる。そしてこういう風に振るんだ」

wag: (頭などを)振る。

スティーヴン「僕はハリソン・フォード・ボーカルレッスンというのを受けている。これはどう? 俺じゃない、片腕の男だ。妻を殺したのは」

J.J.エイブラムス「本当にうまいよ」

スティーヴン「これの使い方を教わりたいな」

ハリソン・フォード「彼をここに来させたのは君のアイデアか」

J.J.エイブラムス「あなたが出ないのなら、他のオプションを考えないと」

スティーヴン「彼にはオプションが必要だ。あなたは僕のことで彼にプレッシャーを掛けることは出来ないぞ」

J.J.エイブラムス「もしあなたがダメなら…」

スティーヴン「この男が切り抜けないといけない困難が分かりますか?一度ぐらい他人のことを考えてみてください、ハリソン・フォード。彼の顔を見て。凄く苦しんでる。僕達の目の前で崩れ落ちそうだ」

ハリソン・フォード「確認しておきたいんだが。これがオプション?」

スティーヴン「衣装はある。90%ぐらい条件を満たしてる」

outfit: 服装一式。

ハリソン・フォード「ハン・ソロの若返りを企んでるのか」

J.J.エイブラムス「若くないよ」

スティーヴン「若くはない。一年生だ」

fresher: 新入生、一年生。

J.J.エイブラムス「ただ、やりたいっていうだけの人だよ」

スティーヴン「そして燃えている」

ハリソン・フォード「髪の毛染めてるのか?色つけてる?」

スティーヴン「僕は髪は染めないんだ、友よ」

ハリソン・フォード「俺にはそんな必要ない」

スティーヴン「カーテンとカーペットがマッチしていると言っておこう。同じこといえる?」

curtains match the carpet: カーテンとカーペットがマッチ=上の毛と下の毛が同じ色、という意味。

ハリソン・フォード「アパートメントなんか行く気はない」

スティーヴン「僕の演技はあなたに捧げるつもりだ、ということを知っておいてください。クレジットは要らない。ハリソン・フォードの思い出に捧げたいんだ」

ハリソン・フォード「ハリソン・フォードの思い出?一体そりゃどういう意味だ」

J.J.エイブラムス「そんなこと言うのはよくないよ」

スティーヴン「この人のことをみんな忘れたらいけないからさ」

ハリソン・フォード「俺はここにいるぞ」

J.J.エイブラムス「あのね、スティーヴン、来てくれて嬉しいけど、それはちょっとハリソンへの敬意がなってないと思う」

スティーヴン「もうひとついいかな?」

J.J.エイブラムス「いいとも」

スティーヴン「これはハン・デュオだ。ハンとその弟のフラン。そして僕らは双子の兄弟だ。2人の内1人はお肌のモイスチャーが必要だと云われている」

ハリソン・フォード「ハン・ソロだ」。

スティーヴン「でも僕らは今2人だ」

ハリソン・フォード「俺は1人でやる。お前は要らない。彼もお前は必要ない。じゃあまたな、ジェイ」

J.J.エイブラムス「ジェイジェイ」

ハリソン・フォード「ジェイジェイ」

J.J.エイブラムス「いいよ」

ハリソン・フォード「ゲイリー・フィッシャーによろしくな」

J.J.エイブラムス「キャリー」

ハリソン・フォード「キャリー。俺から、こんにちわって言ってくれ」

J.J.エイブラムス「伝えとく」

ハリソン・フォード「会えてよかった」

J.J.エイブラムス「僕も」

スティーヴン「おやまあ、スマホ忘れて行ったぞ」

ハリソン・フォード「俺がやる」

J.J.エイブラムス「ほんと?」

スティーヴン「あれで良かった?」

J.J.エイブラムス「素晴らしかった。本当に有り難う」

スティーヴン「やったな」

J.J.エイブラムス「またね」

スティーヴン「どう致しまして、銀河系の皆さん」

Harrison Ford Almost Wasn’t In “Star Wars: The Force Awakens”

Harrison Ford Almost Wasn’t In “Star Wars: The Force Awakens” Dec 15, 2015 The Late Show with Stephen Colbert

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